はじめに:社会人にとっての「勉強の壁」
「FP資格に興味があるけど、何から始めればいいかわからない」「仕事が忙しくて勉強時間が取れない」
社会人にとって、勉強を始める“第一歩”こそが最も高いハードルです。
私も同じでした。机に向かうことすら慣れておらず、気づけばスマホを触って1時間。
ですが、やり方次第でFP3級・2級は独学でもしっかり合格できます。
本記事では、実際に私が行った最短ルートの合格法を、FP3級→2級の順にご紹介します。
目次
Step1:まずはFP3級。ここは“通過点”と割り切る
FP3級は「お金に関する常識」の基礎試験。
まずは気楽に、“過去問1回解いてみる”ことから始めましょう。
● 過去問をいきなり解いてOK
FP3級は知識がなくても、選択肢で消去法が使えたり、常識で解ける問題が多く含まれます。
私は勉強ゼロの状態で過去問を解いて、いきなり合格点近くまでいきました。
できなくても全く問題ありません。大切なのは、
- どこを間違えたか
- どの分野が苦手か
これを把握すること。
Step2:過去問3年分を“本番と同じ条件”で繰り返す
ここからが本番です。
本番と同じ時間配分で、3年分の過去問を解く → 復習する。
この繰り返しが何よりも強力。
● 復習のポイント
- 間違えた問題
- 「合ってたけど自信がなかった問題」
- 選択肢の“引っかけパターン”
を丁寧に見直します。ここが得点力に直結します。
Step3:自信がない人は「栗本大介のFP予備校」で下地をつくる
おすすめの無料動画「栗本大介のFP予備校」を併用する。
- 3級:無料動画で21時間
予備校といっても、無料パートだけで十分。
文章よりも動画の方が頭に入るので是非。
(参考:栗本大介FP予備校 公式サイト)
Step4:FP2級は“しっかり対策”が必要。ここが本命!
FP2級は3級と異なり難易度が一気に上がります。
合格率も3級が約80%前後に対して、2級は約50%前後。
● 勉強法の流れ
- 無料動画で下地を作る(「栗本大介のFP予備校」)
2級:無料動画36時間
(参考:栗本大介FP予備校 公式サイト) - テキストを1冊通読する
私が使ったのはこれです:
みんなが欲しかった!FPの教科書 2級 AFP 2024-2025年版
- 一通り読んだら、過去問5年分を3級と同じ方法で解く
- 復習を丁寧に行う(ここが得点に直結)
● ポイントは「基礎理解+実戦訓練」
3級合格の学習スタイルを流用。
Step5:勉強時間の目安とスケジュール管理
- FP3級 → 約10〜30時間
- FP2級 → 約30〜60時間
スキマ時間の活用や、自分の理解度に応じて調整しましょう。
勉強習慣がない人は、まず「机に向かう」ことから習慣化するのが大切です。
まとめ:社会人でも資格取得はできる。コツは“やり方”と“ペース”
- FP3級は過去問メインで十分合格可能
- 2級は動画+テキスト+過去問でOK
- 動画学習や無料講座をうまく使う
- 机に向かう習慣が一番のハードル(慣れれば大丈夫)
資格は人生を変える第一歩になります。
自信がなくても、まずは「過去問1回」から始めてみましょう。
コメント